~会津伝統野菜~
会津地方で古くから親しまれ栽培されてきた会津古来の在来種の野菜です。
厳しい会津の気候、風土、肥沃な大地の恩恵を受けて会津独自の食文化をつくってきました。現在は生産量は激減しており、種の保存が必要となっており、会津の伝統野菜を守る会が守り伝えています。
それぞれの野菜について紹介します。
会津小菊南瓜
日本最古の南瓜の一種。
会津では戊辰戦争の時に篭城食として用いられ、現在でも学校給食でも食べられています。
見た目はとげとげしくゴーヤか瓜に似ていますが、食感はとても柔らかく濃厚な味が特徴です。
旬 7月下旬~9月中旬
~おいしい食べ方~
天麩羅
冬至南瓜(いとこ煮)
会津丸茄子
ゆっくりと育つため、アクが少なく、酸化しにくい茄子です。
濃い黒紫色で光沢が良く緻密な肉質を持ち焼く・煮る・炒める・漬ける・茹でる、何にでも合います。
旬 7月上旬~9月中旬
~おいしい食べ方~
味噌汁
天麩羅
グラタン
アヒージョ
かおり枝豆
会津地方では最後に食べられる枝豆の一種。
収穫時から香りが立つ程豊かな香りと濃厚な味わいです。
甘味と香りが口の中に広がる枝豆の逸品です。
旬 8月上旬~10月中旬
~おいしい食べ方~
茹で
ペペロンチーノ
冬期間は煮豆、数の子豆
余蒔胡瓜
70年程前に一度絶滅した種ですが、15年程前に復活を遂げました。
他のきゅうりと比べて、えぐみが少ないため食べやすく、種の部分がとても甘く感じれるきゅうりです。
見た目はとげとげしくゴーヤか瓜に似ていますが、食感はとても柔らかく濃厚な味が特徴です。
旬 7月下旬~9月中旬
~おいしい食べ方~
もろきゅう
天麩羅
アヒージョ
カルパッチョ